飛騨高山の郷土料理、いろいろありますが庶民的でとっても美味しいもので一番に挙
げられるのが【漬物ステーキ】ではないでしょうか。
ステーキと言ってもお肉は入っていません。
鉄板で焼いているからステーキと呼ぶんでしょうね。
この時期、白菜の漬物が出始めると各家庭でもこの【漬物ステーキ】が食卓にでます。
作り方は簡単です。
熱したフライパンにごま油(バター・サラダ油でもOK)をひき、白菜の切り漬を入れ
ます。
少し炒めてその上に溶いた生たまごを入れす。
ぐちゃぐちゃに混ぜずに、上の部分だけを軽く混ざるのがコツのようです。
少し半熟部分が残っていた方が美味しいと、宮川朝市に出店している《反中(たんなか)さん》が教えてくださいました。
切り漬に関しても、漬物スペシャリストの反中さんによれば、白菜の中に少しだけ蕪
(かぶら)の葉っぱを入れることで白菜の甘味が増すとのこと。
蕪の茎の苦みも、白菜の美味しさを引き立てるし、蕪の赤でお漬物が見た目も華やか
になると・・・・
反中さんは一年中、宮川朝市に出店されているわけではありません。
この時期限定のようです。
漬物ステーキは、最後に上からかつおぶしをかけて、お好みで七味唐辛子をかけて召
し上がってください。
ごはんにも、お酒のアテにもなる【漬物ステーキ】
ぜひご家庭でも作ってみてください。