飛騨地区では今日は高校の卒業式が執り行われました。
陽ざしがポカポカして暖かい一日でした。
飛騨の高校で、氷菓の舞台にもなっている【岐阜県立斐太高等学校】でも卒業式が行われました。
《白線流し》というイベントが行われるのがこの学校です。
何十年も前の事ですが、この《白線流し》がドラマ化もされました。
卒業生たちが制帽(今は帽子をかぶって登校する生徒さんは少ないですが)の白線とセーラー服のネクタイを一本に結び合わせて、永遠の友情を誓いながら、高校の向かいにある川に3年間の学生生活の思いを込めて流す毎年恒例の行事です。
制帽は、被らない生徒も増えたので、白線は入学した時に生徒会からプレゼントされたものを【白線流し】に使用しています。ここ何年か、この【白線流し】のために、わざと制帽を被る生徒さんも見かけます。ちなみに。。。【白線流し】で流された白線、ネクタイは、下流で在校生が拾いあげています。
また、《令和》の書家の『茂住 菁邨(モズミ セイソン)』先生は、斐太高校のご出身です。
斐太高校の校訓の《切磋琢磨》を書いて下さったものが【白線流し】の白線を流す場所にも飾られています。。