2022年4月

臥龍桜が見頃です♪

アルピナから車で15分ほどの一之宮に樹齢1100年ほどの臥龍桜が満開になっています。
臥龍桜は、飛騨一ノ宮駅歩いて1分、JR高山本線の車窓からも見ることが出来る桜なのです。

この巨木は、一本の木。龍が伏せたように幹が広がっていることから、【臥竜桜】と名づけられました。
木は《江戸彼岸桜》で、周囲約7.3メートル、東西20メートル、南北30メートルもの大きさです。

平成3年、臥龍桜に元気がなくなり、しかもその年に台風の影響を受けてしまいました。大きな枝が4本も折れ、幹も割れたり瀕死の重傷を負ってしまったのです。でも、3年かけて支柱を立てたり、根を元気にするための土に変えたりして復活することが出来ました。それに伴い、開花状況も見違えるようによくなったと言われています。
根っこは地下2メートルも無数に伸びているようで、それを見た人たちも、この大木が一生懸命生きていこうとする姿に感動したということです。
今年の桜は、気温が一気に高くなったこともあって、かなり短期間で開花しました。花見を楽しむ期間が短くなってしまいました。
あと何日か、臥龍桜も楽しめます。ぜひぜひ大きな巨木と、その下深く、伸びている根っこを想像しながら、桜を楽しんでいただきたいと思います。

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