アルピナから徒歩6分ほどの国分寺に立ち寄ったところ、樹齢1300年を誇る大銀杏が一気に落葉していました。つい数日前までは黄金色の葉でふさふさと輝いていたのに、今はすっかり冬の姿に変わっています。
近くで葉を集めていた方のお話によると、昨日の朝6時頃からわずか2時間ほどでほとんどの葉が落ちてしまったそうです。これほど一気に落葉するのは珍しいことで、「大銀杏が一気に葉を落とす年は豪雪になる」という昔からの言い伝えもあるのだとか…。ここ数日、氷点下の日も続いており、冬の訪れを肌で感じます。
飛騨高山の冬は、雪景色とともに趣深いものです。国分寺の大銀杏も、葉を落とした姿でまた違った美しさを見せてくれます。ぜひこの季節ならではの高山を訪れ、冬の空気とともに大銀杏をご覧下さい。


