4月から10月までの第一日曜日に開催される我楽多市(がらくたいち)は、40年ほど続く飛騨高山の骨董市です。高山美術商組合の方が中心となって、素敵な商品をテントいっぱいに並べてくださいます。最近は、木工作家の方々も出店され木工作品を販売しています。
本日、今年最後の【我楽多市】でした。
器や春慶の作品、着物、カブトなどいろんな種類のものが並んでいました。
今はもう作る人がいなくなってしまった《千巻》(せんまき)も販売されていたので買ってきました。
飛騨の千巻は、原木をロータリー機で圧縮してテープ状に裁断して色をつけます。これを巻きながら型にいれて成型。
煮沸し接着し乾燥させたら荒い面を削って塗装する。。。。
手間暇かかった器なのです。
他、赤く塗られたものやきれいな緑色のもの、とっても素敵な器です。
水に弱いので、洗ったらすぐに乾かして保管、とっても大事な貴重な器です。
我楽多市は次回は来年の4月の予定です。
ぜひ掘り出しものを見つけに出かけてみてください。
昭和57年にはじまった飛騨高山の骨董市。毎月第1日曜日が恒例になり、高山美術商組合のみなさんが選りすぐりの骨董品や古美術品を販売しています。今では木工作家たちが集まる飛騨の木工房の会からも出店があり、ぬくもりあふれる木工品を販売しています。我楽多市は、4月~10月までの第一日曜日に開催です。